セカイのための音量設定

2022年10月20日

プレイ環境としてはスマホを想定しておりますが、タブレットでも同様に設定できます。

音量は心地よいと感じるレベルに

現実世界のライブでは、終了後に耳が遠くなるような大音量で演奏されることも多いです。音量は大きい方が迫力がありますが、聴覚にダメージが入るため通常のゲームプレイやMV視聴ではおすすめできません。

イベントライブをリアルに楽しみたい、という気持ちには全くもって同感なのですが、音量アップは自己責任でお願いします。長期間楽しむために、何度でも聞けるような心地よい音量を推奨します。

特に複数人で楽しむ際は、全員が楽しめる音量を見つけられると良いですね。

ここでは、高音質かつ安全な音量の設定方法をご紹介いたします。

基本はプロセカの音量を大きく

音の流れを想像したとき、下流側、つまり耳に近いほうの機器で音量を調節するのが理想です。例えば、スマホの内蔵スピーカーで音を鳴らすときは、アプリ→スマホという流れなので、スマホ側で操作します。

これには2つの理由があります。

一つは、耳を保護するためです。他のアプリに切り替えたときや、何らかの不具合が起きたとき、100%設定の状態で音が鳴る可能性があります。アプリ側を100%近くにしておき、スマホあるいは再生デバイスで音量を調節することで、爆音になるリスクを減らせます。また、他のアプリとの音量差が小さくなって、操作が楽になります。

もう一つは、音質を維持できる可能性を上げておくためです。音量を変える処理が入るたびに、音声の情報は変化します(丸め誤差ディザリングによる)。聞き取れる違いになるかは分かりませんが、音量を下げる回数とその度合いは減らせると良いでしょう。

まずはプロセカ内、オプション画面の音量ページから設定します。スマホ側をある程度下げておき、BGM、SE、ボイスのバランスをここで決定します。

ライブ音量の一例(管理人の設定)

BGM100を基準にして、他の音量を調節しています。SEをミュートしているのは、管理人スマホ(moto g52j 5G)の仕様上タップ判定とタップ音の再生にラグがあり、プレイに支障が出るためです。プレイ中のキャラクターの掛け合いの音量は80くらいが個人的にいい感じです。

システム音量の一例(管理人の設定)

ライブ音量よりも全体的に下げています。落ち着いて曲選択したり、まったりストーリーを読みたいことから、このようにしています。お好みで調節してください。

画像はプロセカゲーム内より
© SEGA / © Colorful Palette Inc. / © Crypton Future Media, INC. www.piapro.net

再生方法ごとの音量セット方法

プロセカの音量を大きくするのを前提に、再生方法ごとにベストな設定を考えてみました。

プロセカの音量を大きめに(100%でもOK)、スマホの音量を小さめにします。

これは耳を保護するためにおすすめします。アプリによって音量差があったり、何かの不具合で音が鳴ったりした時、スマホ側の音量を小さくしておくことで爆音になるのを防ぐことができます。

なお、スマホ側が最小でも音が大きすぎる場合は、プロセカの音量を下げてください。逆に、プロセカ・スマホ側を最大にしても音が小さい場合は、どこかに異常があります。AndroidやiOSの音量制限がかかっていないか、スピーカーが故障していないか、プロセカ内に不具合のお知らせが来ていないかをご確認ください。

プロセカの音量を大きめに(100%でもOK)、スマホの音量を小さめにします。

これは耳を保護するためにおすすめします。アプリによって音量差があったり、ケーブルの接触不良が起きた時、スマホ側の音量を小さくしておくことで爆音になるのを防ぐことができます。

なお、スマホ側が最小でも音が大きすぎる場合は、プロセカの音量を下げてください。または、音量調節機能のあるケーブルか、音量を下げる機器(パッシブアッテネーター)を使用してください。逆に、プロセカ・スマホ側を最大にしても音が小さい場合は、その再生機器に必要な出力が出ていません。アンプの購入、あるいは感度の良いデバイスの使用をご検討ください。

ヘッドホンジャックからコンポやアンプに接続する場合は、プロセカの音量は大きめに(100%でもOK)、スマホ出力の音量は80%以下に、コンポ・アンプ側は10%〜40%くらいの出力に調節すると良いでしょう。

スマホの音量を100%にしない理由ですが、これは最大出力付近だと歪んだ音になるケースがあるからです。管理人の経験上は、ボーカルが聞き取りづらくなったり、低音を妙に強く感じたりします。もしこのような問題がなければ、プロセカとスマホ側はどちらも100%で構いません。

コンポ・アンプの出力は、最小付近では左右の音量差(ギャングエラーなど)が生じる可能性があるので避け、最大付近では歪んだ音になることがあるので避け、かつ接触不良など万一の場合に爆音にならないように、となると10%〜40%(あるいは8時から11時)くらいの音量で調節するのがベストだと考えます。音に問題がなければ、最小付近で使用するのが最も安全です。

USB接続のイヤホン・ヘッドホンは、スマホ上で音量操作をする必要があるため、このカテゴリーに含まれます。

プロセカの音量を大きめに、スマホの音量も大きめにします。(音量100%でもOK)その先のテレビやコンポなどを使って音量調節をします。

USB接続のイヤホン・ヘッドホンについては、上のカテゴリーをご覧ください。ここでは、テレビ、ディスプレイ、DAC、コンポ、ポータブルアンプなどにUSB接続する場合をご紹介します。

プロセカとスマホ側で音量を大きめにしておくのは、耳を保護し、かつ音質を維持できる可能性を上げておくためです。また、USBを流れるのはデジタル信号なので、大音量にしてもヘッドホンジャックを使う場合のような音の変化はないはずです。そのため、音量は100%でも問題ありません。

音量はスマホ上ではなく外部機器のどこかで変更するのが便利だと思います。プロセカとスマホ側を大きめの音量で固定しておくことで、その調節が楽になります。どうしても音が大きすぎる場合はプロセカ側ではなくスマホ側を下げるようにすると、他のアプリとの音量差が抑えられて安全です。

外部機器の音量については、使い勝手の良いデバイスで操作すれば問題ないと思います。細かく言えば、コンポ・アンプ側は10%〜40%(あるいは8時から11時)くらいの出力に調節すると良いでしょう。最小付近では左右の音量差(ギャングエラーなど)が生じる可能性があるので避け、最大付近では歪んだ音になることがあるので避け、かつ接触不良など万一の場合に爆音にならないように、この範囲で操作するのがベストだと考えます。音に問題がなければ、最小ボリューム付近で使用するのが安全です。

・音量調節ができないイヤホンやスピーカーに接続する際は、プロセカの音量を大きめに、スマホの音量は小さめにします。
・音量調節ができるイヤホンやスピーカーの場合は、プロセカの音量を大きめに、スマホの音量も大きめにし(音量100%でもOK)
再生デバイスの音量を小さくします。
・ChromeCastやBluetoothレシーバーに飛ばす場合は、プロセカの音量を大きめに、スマホの音量も大きめにします。(音量100%でもOK)その先のテレビやコンポなどを使って音量調節をします。

ここでは、ワイヤレスイヤホン、ポータブルスピーカー、ChromeCast、Bluetoothレシーバーなどを使用する場合をご紹介します。お持ちの機器によって方法が異なってきます。

2番目と3番目の場合にプロセカとスマホ側の音量を大きめにしておくのは、耳を保護し、かつ音質を維持できる可能性を上げておくためです。無線で送るのはデジタル信号なので、大音量にしてもヘッドホンジャックを使うときのような音の変化は無いはずです。そのため、音量は100%にしても問題ありません。

使い勝手から考えても、音量は接続した先の機器のどれかで変更するのが良いでしょう。プロセカとスマホ側を大きめの音量で固定しておくことで、その調節が楽になります。再生機器のボリュームが最小でも音が大きすぎる場合はプロセカではなくスマホ側を下げるようにすると、他のアプリとの音量差が抑えられて安全です。

どの機器で音量を操作するかはお好みで問題ないと思いますが、細かく言えば、コンポ・アンプ側は10%〜40%くらいの出力に調節すると良いでしょう。最小付近では左右の音量差(ギャングエラーなど)が生じる可能性があるので避け、最大付近では歪んだ音になることがあるので避け、かつ接触不良など万一の場合に爆音にならないように、この範囲で操作するのがベストだと考えます。音に問題がなければ、最小ボリューム付近で使用するのが安全です。

あとがき

お疲れさまでした!

音量を操作するのは当たり前のことですが、音質や安全面を考えると、かなりややこしくなりましたね。でも一度セットすればあとは微調整でOKなので、ぜひご確認ください。

プロセカは音にこだわるゆえ、ユーザーとしても最大限に活かせるように考えました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!